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2018年3月11日 (日)

市津自然散歩最終回

 あれはもう13年も前、2005年のことだ。私の「散歩道プロジェクト」ホームページが地元の情報誌で紹介されて、それがきっかけで地元の市津公民館から自然についての講座をやりませんか?と、お声がかかった。
 当初は「団塊塾自然コース」といっていた。「団塊塾」というのは地域を知ってもらおうという講座で、自然コース、歴史コースなどがあった。その講師に任命され、それからしばらくして、「市津自然散歩」と名称jを変えた。「市津自然散歩」という名前は、当時担当されていた市原市の社会教育指導員の方の発案だ。市の広報に載せるのに、講座名が8文字以内という制限があり(8文字とは随分短いが)、講座内容を凝縮させて「市津自然散歩」という名前にしたわけである。
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講座は年4回シリーズで、春、夏、秋、と、そして、3月の4回。一度だけ、この法則を崩したことがあったが、ずっと4回シリーズでやってきた。春と秋は午前中講義の午後散歩。あとは午前中だけ。そういうパターンでやってきた。
 最初は手探りだった。まずは、この地域に生息する様々な生き物と、その生活について知ってほしいと思い、様々な生き物とその生活を知ってもらうことから始めた。そして、そういう生き物が生息していることをまるで知らずに、山を切り崩しそこに花を植えて公園にし、水の生き物が多数生息していた小川は、コンクリートで固められ、鯉などを放流している現実。Sampo2018031002s そして、落ち葉は燃えるゴミとなり、ゴミを落とす落葉樹は根こそぎ伐られていく。Sampo2018031003s そういう人々の誤った自然感。誤った認識を少しでも変えていきたい。そういう思いを熱く語るようにした。
 同時に、身近な自然の中で、様々な生き物を愛着を持って接することで、様々な貴重な体験ができることも、自分自身の経験の中から語るようにした。遠い国のホッキョクグマを心配する前に、目の前の自然の中で生きる様々な生き物のことを考えようとうったえてきた。そうしなければ、誰がこの場所の自然を守れようか。
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講座は、12年間の長きにわたり、続けることができた。これは自分自身のライフワークであった。
 年4回とはいえ、毎回、下見に行き、配布資料を作り、そして、講義用の資料を作る。毎年毎年、少しずつ進化させてきた。このことに多くの時間を費やしてきた。
 12年間のうち10年間もずっと参加してくれていた人がいた。初回から一度も休まず参加してくれている人もいた。しかし、このたび、この講座は終了することとなった。
 支えてくれた多くの人々に感謝したいと思う。参加してくれた人々に感謝したいと思う。そしてしばらくは私は自分の目指すものを追求することに時間を費やそうと思う。
Sampo2018031002 そしてまた別な形で、何か新しいことをするかもしれない。
 私はこの身近な愛すべき自然を、これからもずっと見つめ続ける。それはまたあらたな物語が生まれてくることだろう。市津自然散歩の時代は、それはそれで有意義であったと思う。

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