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2018年3月18日 (日)

カエルシーズンはすでに満開

 この時期は暖かい日が続くかと思えば、一気に寒くなったりと気温の上下が激しい。数日前まではとても暖かい日が続いた。そのせいか、一気に季節は進んだようだ。道ばたにはたくさんのオオイヌノフグリ。Ooinunofuguri2018031801
 かつてのアカガエルの楽園だった休耕田にいってみる。今年はずっと水をたたえているため、カエルたちにとってはよい環境といえるだろう。そう思って一生懸命アカガエルの卵塊を探す。Tambo2018031801
しかし、期待に反して一つも見つけることができなかった。
 ここは、かつては数百個のニホンアカガエルの卵塊があり、まさにアカガエルの楽園だった。しかし、5~6年の間、産卵された卵塊が乾燥して死ぬようになった。水はけがよくなったからだ。そうして、数年の間、産卵された卵塊は全て死滅するようになった。そうして、産卵が急激に減少した。
 そんな状態を経ているから、急に環境がよくなったからといって急に産卵が増えるわけではないだろうと思う。ここではニホンアカガエルの産卵は4月中旬頃まで少しずつ続く。もう少し観察してみよう。
 くねくね峠にいく途中の土手にタチツボスミレが咲いていた。Tachitubo2018031801 タチツボスミレは冬でも時々咲いているのを見ることがあるが、今年はまったく見なかった。寒い冬だったからだろう。ここ数年は真冬のタチツボスミレは見ていない。
 先日見つけたニホンアカガエルの卵塊は大きくふやけていて、もうすぐオタマジャクシが出てくるだろう。Akagaeru2018031801
 この時期は、アカガエルの卵塊をくまなくさがして歩く。そうして、いつどこにいくつ卵塊があり、それが育つことができたのか、それとも死滅してしまったのかをもう6年間ほど記録しているのだ。そうして見回っていたら、昨年まで、それほどの数がなかった田んぼにたくさんのアカガエルの卵塊があるのを見つけて、少し驚いた。しかも、ここ数日で産卵したであろう新鮮な卵塊だ。Akagaeru2018031802
さらに、その周辺には、大量のアズマヒキガエルの卵塊があって、それはもう、オタマジャクシになりかけていた。まさかこんなところにこんなものがあると思っていなかったので、先日は見逃していたのかもしれない。Hikigaeru2018031803
さあ、カエルシーズンは満開になってきた。冬の静寂の季節が終わり、賑やかな春がまたやってくる。
カエルの環境は少しずつ変わっていく。そして季節は巡る。

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