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2018年3月 4日 (日)

今年もアカガエルシーズンが始まった

2018年3月3日
2月中旬に体調を崩したりして、しらばく散歩道に出かけていなかったら、すっかり春の風景になっていた。道ばたにはいつの間にか鮮やかなオオイヌノフグリが咲いている。
Ooinu2018030301
休耕になった田んぼは、水路からの水が入り、冬の間もずっと水をたたえていた。かつてのアカガエルの楽園だが、この10年くらいは水が涸れてアカガエルが育つことができていなかった。だが、今年はこんなにたっぷり水がある。Tambo2018030301
だから今年は多くのアカガエルたちはここから育つことができるかもしれない。そういう期待を持っている。先日、春の嵐でたくさんの雨が降り、気温も急上昇。だから、ここにアカガエルの卵があることを期待した。だが、まだない。
かつては、2月中旬から下旬にかけて最初の産卵があったものだが、早くに産卵されたものは育つことができない状態がずっと続いた。そのせいで、2月中の産卵は見られなくなった。産卵時期は少しずつ遅くなっていった。この気候でもまだなのだろう。
 田んぼわきの水路を見るが、ここもまだ卵はない。
Suiro2018030301
毎年、最初の卵塊を見るまでは、とても不安なものだ。今年は卵塊が見られないのではないかと不安になる。実際、この10年で卵塊が見られなくなった田んぼはある。そうして局所的な絶滅を目の当たりにしているからだ。
 くねくね峠に向かうと、道に泥が流れた跡がある。先日の春の嵐の大雨で、この道が川のようになって泥水が流れていたことを想像する。Kunekune2018030301
くねくね峠道の土手では、キジムシロが早くも黄色い鮮やかな花をつけていた。春の訪れを感じる。Kijimushiro2018030301
ホトケノザは道ばたにたくさんピンクの鮮やかな花を咲かせていて、春の花の季節の到来を感じさせる。Hotokenoza2018030301
 奥の田んぼで、今年初めてのアカガエルの卵塊を見つけた。ここはずっと水が豊富にあるので、早い時期から産卵があるのだ。Tamago2018030301 この卵塊を見ると、今年も生き物の季節が始まることを感じるのだ。
 池のそばではダイサギが白く美しい姿を見せていた。近づくと、少しだけ飛んで、近くを歩いて行く。Daisagi2018030301
この池は鳥たちの楽園だ。ここで写真を撮っていると、通りかかった人が必ず声をかけてくる。そして、こういうのだ。
「このあいだ、ここでカワセミを見ましたよ」
確かに、この池にはよくカワセミが来る。しかし、今は、美しいコガモがたくさんいる。そして、カルガモも大きなアオサギもいた。Aosagi2018030301
アオサギだって、ずいぶん美しい鳥だと思うのだが。
2018年3月4日
昨日にも増して暖かい日だ。
道ばたのフキノトウはずいぶんと花が開いている。Fukinoto2018030401
昨日は冬のいでたちだったため、ずいぶんと暑かった。そこで今日は春の装い。それでも、歩いていると汗ばんでくる。
昨日みつけたアカガエルの卵を遠くから眺めていたらなにやら卵のまわりを泳ぐものがいた。そうだ、アカガエルだ。この暖かさのため昼間でも動いているようだ。
 ニホンアカガエルは、産卵の時期はまだ冬眠していて、夜にだけ、繁殖行動に出てくるのだ。そして、普通は朝になるとまた土の中に潜る。だが、あまりに暖かいので、昼間もそのまま田んぼを泳いでいたようだ。Akagaeru2018030501
こういうことは珍しいことだ。しかし、秋の冬眠の時期以来にアカガエルの姿を見ることができてうれしかった。
さて、今年もアカガエルシーズンが始まった。そして、またあらたな季節が巡ってくる。Akagaeru2018030502

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