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2017年4月 2日 (日)

雨の中アカガエルの卵塊を探す

2017年3月26日(日)

今日はほぼ一日ザアザア雨。先週までにニホンアカガエルの卵もアズマヒキガエルの卵も見つけられていないから、どうしても確認しにいきたかった。
ザアザア降りの中、傘をさして散歩道に行く。
かつてのアカガエルの楽園、ここは、かつては一つの田んぼに大量に卵塊があった。田んぼの水たまりがずっと涸れずにあったし、早くに田んぼに水が入っていたので、生き延びていたのだが、7~8年くらい前から、毎年、産卵された卵が、ほとんど水が涸れて死ぬということが続いた。そして、4~5年くらい前から卵塊の数が激減してきた。Akagaeru2017032600 かつては、このくらいの水たまりがあれば、そこには、数十個から数百個の卵塊を見つけることができたが、いまやゼロだ。どこを探しても卵塊はない。
この場所の卵塊が、水が涸れて死に絶えるということが続いていた頃、私は、水が涸れそうな場所の卵塊を水が涸れなさそうな場所に移動したり、あるいは、持ち帰って育て、田んぼに水が入ったころに戻すということをやっていた。そんな努力は数年続いた。しかし、やってもやってもアカガエルは死んでいき、むなしさを感じるばかりだった。いつの間にかそんな努力もしなくなっていた。
昨年も、この田んぼでまともに育ったものは本当に僅か1個か2個しかないはずだ。今年もなんとか卵があってほしい。絶滅していないでほしい。ザアザア雨の中、くまなく田んぼを見て回る。
ない。ここもない。
「ついにこの場所は絶滅したのかもしれない」
思わず、独り言を言う。
他の田んぼも見てまわる。
ない。ここもない。ない.....
そうして、靴が泥だらけになったころ、
「あったよ!」
思わず声に出して叫んだ。
Akagaeru2017032601
それは、今年私が散歩道で見つけたニホンアカガエルの卵塊第一号だ!この状態なら、産卵してから一週間は経っているだろう。本当に嬉しかった。そして、記録用紙に日付と場所と個数を書きこむ。毎年つけている記録。今年はまだ真っ白だった。もしかすると、このまま真っ白なままかと思っていた。ようやく記録出来た。
そうして、その後、あと2つ、卵塊を見つける事が出来た。Akagaeru2017032603
少し安堵した。
2017年4月1日(土)
今日もまた、雨。4月にはなったが、とても寒く、またザアザア降りの雨だ。
先週、ようやくニホンアカガエルの卵塊を見つけたとはいえ、まだ3個。かつての数からすると2ケタたりない。そして、私が一生懸命、水が涸れて死にそうになった卵を保護してきた場所にはまだ1個もない。
Sampo2017040102
この水路は、ほぼ水が涸れないので、かつて、田んぼの水が涸れそうな場所にあった卵をこの水路に移動させたこともあった。だが、それでも思うように育たないことが多かった。日照りが続くと、水の量が減り、そして干上がると死ぬ。そんなことばかり思いだす。
「やっぱりダメか」
何年も、この場所のアカガエルを見守ってきて、この時期まで卵がなかったことはない。まして、この雨。数日前にもまとまった雨が降ったというのに。
落胆しながら田んぼのまわりをまわっていたら、
「あっ!あった、あった!」
それも10個くらい、かたまりであった。
Sampo2017040103
「ちゃんと生きてたよ!」
思わずそうつぶやく。
この様子では、先日の雨の時に産卵したものと、まだ産卵から1~2日程度のものが混在している。
今日は雨だし、水がたっぷりあるが、この先どうなるだろう。昨年はこのあたりに産卵されたものはことごとく水涸れで死んでしまった。
「がんばれ~、がんばれよ~!」
結構大きな声のつぶやき。ザアザア雨の雨音にかき消されそうになる。
今日は雨。しかし、この先しばらく雨が降らなかったら、水が涸れて死んでしまうことだろう。厳しい。厳しいが、なんとか命を繋いでほしい。また、以前のように一つ、連れて帰って飼育しようか?ふと、そんな考えが頭をよぎる。

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