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2016年2月14日 (日)

もうすぐ13周年

2003年2月16日。散歩道プロジェクトが生まれた日だ。その日は雨が降っていた。そして、毎年振り返る。最初に撮った写真がこれだ。
Sanpro01
散歩道の外れ、今は、ここは保育園が出来ている場所だ。
 大好きな散歩道がどんどん削られていき、どんどん狭くなってきた。そのことを自分の身が削られるような思いで何年も見てきて、そして、当時すでに始めていたホームページ上に載せようと思いついたのだ。「ここの自然を自分自身の目で見て感じて、多くの人に知ってもらうこと」そのことが、大好きな散歩道のためになるならば、そう思ったからだ。
 家族にしてみれば、いったい何を始めたのかと思ったことだろう。それから、休みのたびにカメラを持って家を出て、泥だらけになって帰ってくる。まさか、それがこんなに長く続くとは誰が想像しただろうか。
 もはや、私のライフワークなのだ。散歩道のない生活は私には考えられない。散歩道と過ごした時間に沢山の物語が詰まっている。
 大好きだったコナラの木。その木のそばにいっては、なんとなく木に語りかけていたKonara20061123 。ある日、帰ろうかと思って木の方を見たら、夕日がとてもきれいで、もう一度あそこに行って夕日を見ようと思った。そして、木の下にいってみると、そこには帽子が落ちていた。コナラの木が「落としたよ」と教えてくれたようだった。
 それから2週間、私はその木のところに行くことが出来なかった。何故か胸騒ぎがした。いってみると、その木は切り倒されていた。Kirikabu2006121701
忘れられない、コナラの木との最後の想い出。そして、その切株はまだある。散歩にいくと、私はいつもその切株のところにいってみる。
 そして、ヒキガエルの「くねくねの主」。いつも同じ穴の中にいたヒキガエル。私は通りかかるたびに、その穴を覗き、主に挨拶をした。主も私の顔を覚えたことだろう。Nushi2008072702
思い起こせば、私がその主に出会ったのは、丁度、コナラが切り倒された頃だった。それから5年間、主との付き合いは続いた。そして、ある夏の暑い日に、主は一生を終えた。Nushi20120729002
「くねくねの主」との出会い、そしてそれからの物語、最後の姿を見ることが出来たのも奇跡だ。
 それ以外にも、まだまだ沢山の散歩道と私の物語がある。それが私の財産であり、私の人生の大きな部分を占めている。
 これからも歩ける限り、散歩道を歩き、そして、散歩道と私の物語が作られていくだろう。
 散歩道と私の物語が始まった日。それが2003年2月16日だった。まもなく13周年を迎える。

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