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2015年3月 8日 (日)

アカガエルのシーズン開幕

 雨上がりの午後。北風が強く、気温が上がらない。昨日から雨が降っているが、雨が降っても気温が上がらなければ、ニホンアカガエルの産卵は始まらないだろう。Sampo2015030801

毎年、2月の後半になると、とにかくニホンアカガエルの卵塊を探す日々が始まる。散歩道フィールドのどこにいくつ産卵があったか、そして、その卵塊はその後どうなったかを細かく記録しているのだ。そうすることによって、この場所のニホンアカガエルの生息環境がどんな風になっているかということを誰よりも詳しく知ることが出来る。
 Tambo2015030802
水たまりという水たまりを、とにかく一つも逃すことなく、目をこらして、ニホンアカガエルの卵塊を探す。特に、そのシーズンの1個目を見つけるまでは、毎日、ドキドキである。
 かつては、このあたりでは2月の下旬には産卵が見られた。私の観察では、数年前から2月中に産卵された卵塊は、水たまりが干上がるなどして、ほとんどが死滅するようになった。そのせいか、ここ数年は2月に産卵が見られることがなくなった。産卵は3月に入ってからである。これは千葉県としてはもっとも遅い部類になる。早くに産卵する遺伝子が淘汰されてしまった結果ではないかと私は思っている。
 かつて、毎年決まって最も早い産卵の見られる田んぼがあった。その田んぼでは、ある年から産卵された卵塊が全て乾燥化で死滅するようになった。それでも数年間はやはり、最も早くに産卵が行われていた。しかし、その数は少しずつ減り、ある年からパッタリと産卵がなくなった。そこに産卵にきていたメスが寿命が尽きてしまったのだろうと思う。そのことに、あるニホンアカガエルのメスの一生を見た気がする。そうして、そのメスの子孫は残らなかったということだろう。
 足元がぬかるんで、ズボンも泥だらけになりながら、探しに探して、ようやく見つけた!Tamago2015030801
これが、今年最初の卵塊。3個。
 不思議なことに、この場所は数年前までは、産卵がみられなかった場所だ。環境としては意外と良く、水が涸れることもまずない。去年からは、アズマヒキガエルもここに産卵にくるようになった。
 カエルたちは、その場所の環境のことを、とても敏感に感じ取っているのかもしれない。さあ、今年もシーズンが始まる。

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2015年3月 1日 (日)

うつろい

いつも定点撮影をしている場所があります。もう10年近く、撮影している場所もあります。それは、時の流れを捉えたいからです。

時の流れ、「うつろい。」
その時の流れの中に、大切なものがあります。私たちは、何を大切にして生きていくのでしょうか?心に刻まれた、この風景。そして、ここで出会った様々な生き物の記憶。
映像も音楽も全てオリジナル。感じたことを、全て自分で表現したいから。
これが「散歩道プロジェクト」のポリシーです。

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