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2014年4月20日 (日)

今年も新緑の季節がやってきた

 今年も新緑の季節がやってきた。木々は淡い緑色になり、日に日に色が変わっていく。そういう風景を見ると心が躍る。生き物があふれだし、一年で最も輝く季節なのだ。Yama2014042001谷に響き渡るシュレーゲルアオガエルの合唱。ククククッ、キリキリキリ、コロコロコロ、と、いろんな風に聴こえる。水面に波紋が広がっていくように、一匹の鳴き声から、合唱が広がっていく。時折、ウグイスの澄んだ声がこだまし、キジのケンケーンという大きな声が聴こえてくる。その音風景の中を歩くのだ。

 このところ、あまり雨が降らず、空気が乾燥したせいか、水の入っていない田んぼはすっかり乾いてしまった。ここに産卵したニホンアカガエルの卵数十個、全滅だ。Tambo2014042001もう、何年もこんな状態が続いている。かつては数百個の単位で卵塊がみられた場所だが、今年は水路の卵を除いては育つことはない。これが今後どうなっていくのか、この場所での局地的絶滅がおきるのか。私はずっと見続けていく。

 どういうわけか、今年、初めてアズマヒキガエルの卵がみられた場所がある。Otama2014042001いい場所に産卵したものだ。いまのところ水が涸れず、オタマジャクシが育っている。もう、こんなに大きくなったのかと思うくらいに大きくなっている。このまま育ってくれて、これが増えてくれれば、ここでアズマヒキガエルのカエル合戦がみられることだろう。それを期待する。

 先日、小さな小さな水たまりにニホンアカガエルの卵塊があるのを発見した。誰も気にしないような小さな水たまり。だが、ここは毎年水が涸れることがない。誰も気にしないような小さな水たまりだから、誰も、この水たまりの水を排水したり、水たまりを埋めたりしない。Mizutamari2014042001小さな小さな水たまりだけど、ニホンアカガエルにとっては命をつなぐ大切な水たまりなのだ。水たまりを覗いてみると、しっかりオタマジャクシが育っている。Otama2014042002いい調子だ。このまま元気に育て!水が涸れないように祈る。

 既に水が入った田んぼ。ここには100個以上のニホンアカガエルの卵塊があった。もう大丈夫だ。Tambo2014042002かつては、ここは水が入るのが遅い方だったのだが、周りの田んぼがどんどん水が入る時期が遅くなる中で、ここが一番早くなった。だから、この周辺がニホンアカガエルが一番多くなった。ニホンアカガエルだけではない。この田んぼとその周辺が生き物が一番豊富になった。

 Uwamizu2014042001ウワミズザクラは今が満開だ。新緑が森を覆う季節だが、その中で花を咲かせている植物も多い。たまには上を見上げてみよう。

 ふと道端をみたら、ヤマネコノメソウがあった。こんな場所にあったっけ?Yamanekonome2014042001上を見たり、下をみたり、この季節は忙しい。

 少しずつ色が濃くなっていく新緑にかこまれて、一年で一番輝いている季節が始まった。Shinryoku2014042001今年も思う存分、この中を歩きまわろう。自然を感じながら生きることの素晴らしさに感謝しつつ。

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