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2013年10月27日 (日)

荒天が過ぎて秋の日差し

 思えば、随分とこのブログの更新も日にちがあいてしまった。このところ台風接近や大雨で天候に恵まれなかった。しばらく自然に接していないと、自然に対する感覚がどんどんと鈍ってくるのを感じる。まるで、病気で寝込んでいたみたいに。「今日はリハビリだ」と、そう思って歩く。少し足が重いが、それよりも、自然を見る目が寝ぼけまなこだ。まあ、それでも歩いているうちに目がさめてくるだろう。

 今日は、昨日の大雨が過ぎて青い青い秋空が広がっている。Sampo2013102701賑やかだった秋の虫の声はいくらか静かになり、今日はモズの声が谷にこだましている。秋がずっと深まって、これから冬に向かっていく音風景だ。

 このところ雨が沢山降ったおかげで、田んぼわきの水路は沢山の水をたたえている。そして、音をたてて流れていく。Tambo2013102702水路を見ていたら、ピョンと、アカガエルが飛ぶ。夏の間は軽やかだったアカガエルの飛び方も、随分とズシンと重さを感じる。Akagaeru2013102701いやいや、実際に、草むらを歩いていたら、ピョンと跳んだアカガエルが私の足の上にのっかって、ずっしりと重さを感じたのだった。大きく育ったな!妻に教えてやろう。きっと喜ぶだろう。

道端では、ガマズミの赤い実が、秋の日差しに照らされて鮮やかだ。Gamazumi2013102701私は以前は歩きながら道端のガマズミの実をつまんで食べていたものだが、今はほとんどやらない。ガマズミが色づき始めのころにつまんで味を確かめるだけだ。以前、沢山つまんで食べたあとにお腹をこわしたことがあったから。

 くねくね峠は木漏れ日が美しい。夏の間の白く強い木漏れ日と違って、秋の木漏れ日はいくぶんやわらかくオレンジ色がかっている。Kunekune2013102701道端では、無数のオオアオイトトンボがひらひらと舞う。Ooao2013102701先日までは、オスとメスがつながって飛んでいるものが多かったが、今は、単独の方が多い。産卵を終えて、また単独になっているのかもしれない。彼らは冬までヒラヒラと飛ぶ。やがて、色はだんだんと枯葉色に変わっていく。

Donguri2013102701道端にはドングリが沢山落ちている。いや、落ちているというより、今まさに降っているのだ。コツン、ポツンと音がしてドングリが落ちてくる。コナラやクヌギのドングリだ。

 すれ違った人が「この先土砂崩れで通れませんよ」と教えてくれた。でも、多少の土砂崩れなら乗り越えることが出来ると思っていた。しかし、それは考えが甘かった。突然目の前に土砂崩れ現場が。Dosha2013102701完全に道をふさいでいた。さらに、下の田んぼまで土砂が達していた。もう10年以上、ここを歩いているが、こんなに酷いことになったのを見たのは初めてだ。台風26号では、千葉県にも避難勧告が出たが、それほどに酷い雨の降り方だった。ここ以外にも道路が崩壊しているところが何箇所かあった。

 引き返すといっても、ずいぶん遠回りしなければならないなと思いつつ、下の田んぼの畦を通ってなんとか抜けることができた。Dosha2013102702通り抜けるときに、正面から土砂崩れ現場を見た。かなりの規模の土砂崩れだ。そうやって見ている時、頭上をノスリが飛んだ。Nosuri20131027今年初めて見るノスリだ。もうやってきているんだな。ノスリがやってくると冬がやってくる。まだまだ冬が近づいている実感はないけれど。

 そして、美しいススキの広がる風景を見ながら、久々のゆったりとした散歩が出来た。Susuki2013102701自然の中を歩く感覚が、私の中によみがえってきた。もう冬が近づいている。残された秋の時間、しっかりと自然を感じたい。また、一年が暮れて行こうとしている。

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