ダイサギとアオサギ
ダイサギとアオサギは概して仲良しだ。同じくらいの大きさで、ほとんど同じ場所で同じような餌を食べるこの二種だが、仲良く同じ場所で餌を探していることが多い。
私などが近づくと、先に発見した方が、声を発して「ほら、人間が来たぞ」と知らせる。そうすると、もう一方がそれにつられて飛んでゆく。
よく、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、それからメジロやコゲラなども一緒に群れをなしてやってくることがあり、混群と呼ばれるが、ダイサギとアオサギは群れというほど多くはなく、多くて2ツガイ程度が、同じ田んぼで餌を探しているのだ。
先日、このように最初は少し離れた場所にいた二羽だが、ダイサギ(白いほう)からアオサギに近づいていった。アオサギも別に気にすることなく、ゆっくりと歩きながら餌を探している。
こんなに近づいても、別にどうってことはなく、仲良くやっている。
「どう?今日の調子は?」
「まあ、ぼちぼちだね」
と会話しているかどうかは知らないが、まるでそんな雰囲気だ。おそらく種類が違っても単独でいるよりは、複数でいる方がより早く外敵を見つけることが出来るので、安心できるのではないかと思う。
あまり近づきすぎると、どちらかが追い払おうとしたりもするが、それでも遠くまで追いかけていくことはなく、「ちょっとどいてくれ!」という感じで、喧嘩になることもない。
それが、まるで一緒にダンスをしている ようでもあり、とても微笑ましい。
同じ場所に生きる生き物は、ただ単に生存競争をしているだけの存在なのではなく、お互いに仲良くやったりもしているのだ。それがお互いのためにもなっている。もちろん、彼らにそんな打算的な考えはなく、なんとなく、一緒にいた方が安心出来るとか、そんなことで、争う必要もないということなのだろう。










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